子育て応援団 ~朝、なかなか起きることができないお子さんの起こし方~

自分で起きることができないお子さんの起こし方・・・

朝は、お子さんの登園・登校のため、或いはお家の方の出勤のために、どうしても慌ただしくなりがちです。毎朝、自分で起きることのできるお子さんは、本当に手がかからなくて凄いと思います。でも、どうしても自分で起きることができないお子さんに、どのような起こし方をしたらいいでしょうか?

朝は1日の始まりです。園や学校の中で(他人の中で)生活しなければならないお子さんにとって、朝の目覚め方は意外と大きなポイントになります。小学校で担任をしていた時のことです。朝から不機嫌そうなお子さんが教室に入ってきたので声をかけると、朝からたたき起こされて嫌な気持ちのまま登校してしまった・・・ということが多いです。担任は何とかその日の楽しい計画を話したりして、その子に元気を与えようとしますが、そう簡単にはいきません。

そこで、わが子に実践して効果のあった方法をいくつか紹介します。

 

1.優しい声で名前を呼んだり、軽くタッチして起こすなど、子どもが気持ちよく目を覚ますように心がけましょう。  温かい気持ちで目覚めさせる一番効果的な方法です。目を覚ましたら褒めて体を起こしてあげましょう。

 

2.カーテンを開けて明るくしてあげると、自然な光が子どもの目に入り、スムーズに目を覚ますことができます。  部屋に自然な光を取り入れることで、目が覚めやすくなる場合があります。

 

3.好きな音楽をかけることで、子どもが気持ちよく目を覚ますことができます。  朝起きるときのルーティンにしてしまえば、音楽だけで起きることができるようになります。

 

4.起床後に軽いストレッチや体操をすることで、身体を目覚めさせることができます。子どもに一緒にストレッチや体操をしてもらうと、起きやすくなる場合があります。  なかなか起きることができないお子さんと一緒に体を動かしてあげましょう。

 

1~4のいずれも、朝の時間に余裕がないとなかなかできません。同じ時間に起きる習慣をつけさせるのが一番の近道です。「休日に寝坊をさせない」ことが実は一番大切だということを忘れないでください。特にGWや夏休みなどの休日が続くときに油断しないよう頑張ってほしいです。

 

(大人もたまには朝寝坊したい・・・と我が家では毎月第3土曜だけ起床時刻を30分遅らせていました。)※これは余談です。